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管理者向け

管理者の業務

DENTIOSの運営を担う方向けです。全体の状況を見て、アカウントを管理し、問い合わせに答え、操作の履歴を確かめるまで。

1はじめに

サービス全体の状況を見て、アカウントを管理し、問い合わせに答えるための画面です。

使いはじめる

ブラウザで https://app.dent-ios.com を開き、管理者のメールアドレスとパスワードでログインします。オペレーション概要(管理者のホーム画面)が開きます。

ログイン画面

パスワードは目のマークで表示を切り替えられます。

パスワードを忘れたとき ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再設定できます。数分待っても届かないときは、迷惑メールフォルダもご確認ください。
管理者は二段階認証が必須です 設定するまで、どの画面を開いてもセキュリティ設定へ誘導されます。「セキュリティ」で認証アプリを登録し、表示されるバックアップコードは安全な場所に保管してください。

画面の共通のしくみ

左のメニューから各画面へ移ります。上のバーには、いま開いているページ名と、右側に通知ベルとアカウントが並びます。新しいお知らせがあると、ベルに赤い数字が付きます。

スマートフォンでは同じURLがそのまま使え、画面下のタブから主な機能へ移れます。左下のお名前から「プロフィール」「セキュリティ」「ログアウト」に入れます。

通知と問い合わせ

技工所の利用申込や、利用者からの問い合わせなど、対応が必要な出来事は画面の通知とメールで届きます。メールの種類ごとのオン・オフは「プロフィール」で選べます。

歯科医院・技工所からの問い合わせは、左メニューの問い合わせに入ります。返信すると相手の画面とメールに通知が届きます(4 問い合わせ対応)。

2全体を見渡す「オペレーション概要」

ログインするとオペレーション概要が開きます。サービス全体の“今”がひと目で分かる管理ダッシュボードです。

オペレーション概要
進行中の発注
128
納期超過
6
技工所 未割当
3
当月売上
¥2.4M
問い合わせ 対応待ち
2
要介入:納期超過リスト
CTNJ-260620-0003 ・ デンタルラボA ・ 2日超過
CTNJ-260619-0011 ・ デンタルラボB ・ 1日超過

主要な数字と「手当てが必要な注文」を一画面に。数字はクリックで該当画面へ移動できます。

気になる数字はクリックで深掘り 「問い合わせ 対応待ち」などの数字は、そのまま該当画面へのショートカットになっています。

3売上分析

左メニューの売上分析で、経営の数字を多角的に確認できます(納品ベース=納品済みの注文合計)。

売上・件数の推移(過去12ヶ月)
売上 納品件数

技工所別・医院別・商品カテゴリ別のランキングも同じ画面で確認できます。

4問い合わせ対応

歯科医院・技工所から届いた問い合わせは、左メニューの問い合わせに集まります。

  1. 状態タブで整理

    「対応待ち」「回答済み」「完了」のタブで、いま対応すべきものを見つけます。件数のバッジも表示されます。

  2. スレッドを開いて返信

    問い合わせを選び、内容を確認して返信します。返信すると、相手側には「回答済み」と表示されます。

  3. 完了にする

    解決したら「完了にする」で片付けます。必要なら「対応待ちに戻す」こともできます。

Slack 運用フラグ(#dentios_運用フラグ)

日々DENTIOSに張り付かなくても対応もれが出ないよう、対応が必要な出来事を Slack の #dentios_運用フラグ チャンネルに通知しています。届いたら、リンクから該当画面を開いて対応します。通知される主なものは次のとおりです。

システムエラー/障害は別チャンネル アプリの致命的なエラーやサーバー健全性の警報は、#dentios技工_異常通知(開発・障害用)に届きます。上記の「運用フラグ」は当社が手を動かす業務対応、こちらはシステムの故障、と使い分けています。

5アカウント管理

左メニューのアカウントで、利用者アカウントや取引先、チームを管理します。

アカウントの無効化について 退職者などのアカウントは「無効」にできます(ご自身のアカウントは無効化できません)。メールアドレスとロール(立場)は、整合性のため後からは変更できない項目です。

アカウント › tabasco 紐付けで、DENTIOS の医院を tabasco の医院IDに対応させます。新しい医院が登録されるたびに、この作業が必要です。

紐付けるまで、その医院の発注は tabasco に届きません 発注は受け付けられ、医院にも技工所にも普通に見えます。しかし tabasco の台帳には現れません。放置すると、納品の催促で初めて分かることになります。
医院が登録された時点で、運用者宛てにメールが届きます。発注が入る前に設定してください。
  1. 未紐付けの医院を確認

    画面上部に一覧で出ます。「候補を探す」を押します。

  2. 候補から選ぶ

    電話番号・医院名・郵便番号で tabasco を検索します。どれに紐付けるかは必ず目視で確認してください。取り違えると、その医院の受注や請求が別の医院に混ざります。

  3. 紐付ける

    溜まっていた送信待ちの発注は、自動で送られます。

候補が見つからないとき tabasco 側にその医院がまだ無い状態です。DENTIOS から tabasco へ医院を作ることはできません。tabasco で登録してから、もう一度「候補を探す」を押してください。
Slack にも通知が届きます 発注のある未紐付けの医院を、平日9〜18時に1時間おきでお知らせします。同じ医院で鳴り続けないよう、一度知らせたら24時間空けます。
本文は用件で分かれます。tabasco に登録がありません(tabasco で作るところから)/候補が見つかりました(紐付けるだけ)/確認できませんでした(時間をおいて画面で)。tabasco を実際に検索してから知らせるので、すでにある医院を二重に作ることはありません。
自動での紐付けについて tabasco の仕様書に「候補を返すだけで自動の紐付けはしません。誤紐付けは他院の情報漏洩に直結するため、目視で確認してください」と明記されています。そのため既定では動きません。
有効にした場合も、候補が1件だけ・電話番号が完全一致・医院名も一致の3つが揃うときだけ紐付けます。電話番号は移転や分院で使い回されることがあり、手がかりが1つでは足りないためです。自動で紐付けた分は記録に残り、Slack にも「対応不要」として出ます。

支払方法の設定(紐付けと同じく医院ごとに1回)

tabasco の医院マスタで、支払方法を医院の契約に合わせてください。どちらが請求書を出すかがこれで決まります。

DENTIOS の支払方法tabasco の支払方法請求するのは
請求書払い請求書tabasco が締めて請求書を出します
カード払いクレカ決済済DENTIOS が月末に締めて自動で引き落とします
食い違うと、二重請求か請求漏れになります tabasco は「支払方法が請求書・タイム便以外の受注には請求書を発行しない」決まりです。取り違えると、両方から請求が行くか、どこからも請求されないかのどちらかになります。どちらも医院からの問い合わせで初めて分かります。
食い違いは翌朝の点検メールに出ます。見覚えのない名前が入ったときも知らせます(tabasco 側で名称が変わることがあるためです)。

技工所の招待

アカウント › 技工所の招待で、担当する技工物(工程名の接頭辞)を決めてリンクを発行し、先方へ送ります。

二要素認証(管理者は必須)

管理者は全テナントの受注・請求・医院情報に触れるため、二要素認証の設定が必須です。未設定のままでは管理画面に入れず、セキュリティ設定へ誘導されます。

  1. 「2要素認証を有効にする」を押す

    プロフィール › セキュリティから進みます。

  2. QRコードを読み取る

    Google Authenticator / Microsoft Authenticator などで読み取ります。読み取れない環境のために、手入力用のキーも下に出ます。

  3. 6桁のコードを入力して有効化

    完了するとバックアップコード(英数8文字)が一度だけ表示されます。安全な場所に保管してください。

認証アプリが使えなくなったとき 機種変更で失った・端末の時刻がずれた、というときはバックアップコードを使います。6桁の欄にそのまま入力してください(英数8文字です)。1つにつき1回だけ使えます。

6スタッフの権限を設定する

ユーザー編集画面で、技工所・医院のスタッフごとに使える機能を制限できます。

  1. ユーザーを開く

    アカウント › ユーザー管理から対象のスタッフを開きます。

  2. 機能権限をチェック

    「請求」「納品」「設定」などの項目を、チェックのオン・オフで許可します。すべてオンなら全機能が使えます。

  3. 保存

    制限された機能は、そのスタッフの画面ではメニュー自体が表示されなくなります。

「組織管理権限」を持つ人は常に全機能を使えます 各組織の代表者には組織管理権限を付けておくと、細かい制限に関わらず全機能を利用できます。発注・受注などの基本機能は、どのスタッフも常に利用可能です。

7全発注の確認

左メニューの全発注で、サービス全体の注文を横断して確認できます。特定の注文の状況を調べたいとき、トラブル対応のときに役立ちます。

8振り分けルール

左メニューの振り分けルールで、発注をどの技工所に委託するかを決めます。画面は3段に分かれており、上の2段が実際に使うものです。

決め方は3段構え 発注が入ると、①工程名の接頭辞 → ②商品コードの接頭辞 → ③技工物の種類 の順に見て、最初に決まったものを委託先にします。
2社以上に分かれる注文(クラウンと義歯が同時など)は、委託先を1つに決められないため空のままになります。受注確認の画面で技工所が選びます。
未割当の接頭辞・種類は画面が知らせます 「商品マスタにあるのに、まだ技工所を決めていない接頭辞があります」と出ていたら、決めるまでその工程を含む発注は委託先が空のまま流れます。当社が作るものであれば、そのままで構いません。

9操作ログ(監査ログ)

左メニューの操作ログで、「いつ・誰が・何をしたか」の重要な操作履歴を確認できます。ログイン、決済、権限変更などが記録されます。

10お知らせ/障害告知バナー

左メニューのお知らせ管理で、ログイン画面の上部に表示されるお知らせ(メンテナンス・障害告知など)を掲載・解除できます。

11システム改修依頼の管理

歯科医院・技工所・管理者の各画面から送られた「こう直したい」を、ここに集めています。左メニューのシステム改修依頼から開きます。

システム改修依頼の一覧画面

未対応・対応済み・対応しない で分けて管理します。誰がどの画面から出したかも記録されます。

  1. 未対応を確認する

    既定で「未対応」が開きます。件数はタブに出ます。

  2. 内容と出どころを見る

    依頼した方の所属・役割と、どの画面から送られたかが記録されています。文章だけでは分からないときの手がかりになります。

  3. 状態を変える

    対応したものは「対応済みにする」。見送るものは理由をメモに書いてから「対応しないにする」。メモは一覧に残ります。

入口はすべての画面にあります 利用者は、どの画面からでも右下の「改修依頼」ボタンで送れます。管理者ご自身も同じように送れます。

12商品の分類

医院の発注画面は「クラウン・ブリッジ/義歯/インプラント/矯正・マウスピース/その他」の5分類から辿ります。この分類は商品名からの自動推定なので、外れることがあります。

商品の分類を直す画面

左メニューの「商品の分類」。分類と役割を直せます。

手で直した分は保護されます 画面で直した商品は「手動」として記録され、以後の自動分類でも tabasco の同期でも上書きされません。
実際に運用されている方の目で確認してください たとえば3Dプリントデンチャー(リーバ)は、名前に手がかりが少なく矯正に分類されていました。分類が違うと、医院がその技工物にたどり着けません。気づいた時点で直してください。

13tabasco への書き込み制限

tabasco には検証用の環境がなく、検証用医院を本番の中に置いて運用しています。そのため検証環境にも本番と同じ API キーが入り得ます。手元の確認のつもりで、相手の本番台帳に受注を作ってしまうことを防ぐため、書き込みは許可した環境だけに限っています。

環境名では判定していません staging は「本番と同じ挙動を確かめる」ために本番と同じ設定で動いており、環境名では区別が付かないためです。設定のない環境は既定で書き込み不可になります。

14日次点検の通知(毎朝のメール)

毎朝、「動いてはいるが、誰も気づかないまま止まっている」状態を20項目まとめて点検し、1件でもあれば運用者宛てにメールが届きます。

画面はどれも正常に見えます。壊れているのはその先で、止まっていることを誰も見ていない場所にあります。請求書が立たない・tabasco に行かない・通知が出ない――どれも数週間気づかず、取引先からの問い合わせで初めて分かります。

件数だけでなく、何をすればよいかも書いてあります それぞれに「何が起きているか」「どう対応するか」「どの受注か」が添えられます。
点検そのものが動かなくなったときは「点検できませんでした」と知らせます。黙って「異常なし」にはしません。
サーバー側の監視は別にあります ディスク・サービスの死活・HTTPS応答・バッチの停止などは、10分ごとに別の仕組みが見ています。こちらは業務データの側を見るものです。

よくある質問

新しい歯科医院・技工所を追加したい。
「アカウント › ユーザー管理」から新規にアカウントを作成します。立場(歯科医院/技工所)を選んで登録してください。
「未割当」の注文とは何ですか?
発注はされたものの、担当する技工所がまだ決まっていない注文です。オペレーション概要の要介入パネルに表示されるので、早めに割り当てましょう。振り分けルールを設定しておくと自動化できます。
再製率が高いときはどうすれば?
売上分析やオペレーション概要で再製率を確認し、技工所側の分析画面で理由の内訳を見ると、原因の傾向がつかめます。
問い合わせに気づく方法は?
オペレーション概要に「対応待ち」の件数が表示されます。この数字から問い合わせ管理画面へ移動できます。
共通の操作(ログイン・通知・スマートフォン)は本マニュアルの「はじめに(ログインと基本操作)」をご覧ください。