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歯科技工所向け

歯科技工所のみなさまへ

受注の確認から、製作の進行管理、検品、納品・発送、請求・入金まで。技工所の一日の流れに沿って、DENTIOSの使い方をご案内します。

1はじめに(ログインと基本操作)

DENTIOSはインストール不要。パソコンやスマートフォンのブラウザ(Chrome・Safari・Edgeなど)でそのまま使えます。

ログイン画面

ログイン画面。メールアドレスとパスワードを入力します。パスワードは目のマークで表示・非表示を切り替えられます。

  1. ログイン画面を開く

    ご案内したURL(https://app.dent-ios.com)にアクセスします。ブックマークしておくと便利です。

  2. メールアドレスとパスワードを入力

    登録時のメールアドレスと、ご自身で設定したパスワードを入力して「ログイン」を押します。

  3. 「ワークボード」が開きます

    すべての受注を工程ごとのレーンに並べた、技工所のホーム画面です(次の章で説明します)。

パスワードを忘れたとき ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から、メールで再設定できます。数分待っても届かない場合は迷惑メールフォルダもご確認ください。
より安全に使うために(二段階認証) 画面左下の「セキュリティ」から、スマートフォンの認証アプリを使った二段階認証を有効にできます。設定すると、ログイン時に確認コードの入力が加わり、なりすましを防げます。

DENTIOSは何をする画面か

DENTIOSは、歯科医院と技工所をつなぐクラウドサービスです。医院からの発注がそのままこの画面に届き、受注確認 → 製作 → 検品 → 納品・発送 → 請求・入金まで、一連の流れをまとめて扱えます。

画面の見方と左メニュー

上部バーには現在のページ名、右側に通知ベルとアカウント、左下にお名前(プロフィール・セキュリティ・ログアウト)があります。

通知とチャット

新しい注文や状態の変化は、アプリ内通知とメールでお知らせします。注文ごとにチャットがあり、医院や委託元と記録が残る形でやりとりできます(電話・FAXの代わり)。通知メールの種類ごとのオン/オフは「プロフィール」で設定できます。

スマートフォンでの利用

スマートフォンでも同じURLでそのまま使えます。画面下部のタブから主要な機能へ移動できます。

困ったときは

左メニューの「サポート」から運営へお問い合わせいただけます。回答は同じ画面とメールでお知らせします。

2一日の起点「ワークボード」

ログインするとワークボードが開きます。すべての受注を製作の段階ごとの“レーン”に並べた、技工所のダッシュボードです。

ワークボードの実画面

実際の「ワークボード」。上に技工所全体の指標(納期超過・本日仕上げ・外注中・再製率)、下に工程レーン。カードの色チップで急ぐ仕事がひと目で分かり、カードを次のレーンへ動かすと工程が進みます。

カードを次の工程へ進める

  1. 「次工程へ」を押す

    各カードのボタンで、そのまま次の段階へ進められます(例:製作中 → 検品・仕上げ)。パソコンではカードを隣のレーンへドラッグしても移動できます。

  2. 状況は医院にも自動で伝わる

    工程を進めると、発注元の医院にも「発送準備になりました」などの状況が反映されます。

件数が多い日は「絞り込み」と「⌘K」 上部の「本日やること」「超過」などのボタンで表示をしぼれます。キーボードの +K(WindowsはCtrl+K)で、患者名や注文番号を打って目的の注文へ一気に飛べます。

3受注を確認する

新しい注文は要確認レーン、または受注台帳に届きます。カードや行から注文の詳細を開いて、内容を確認します。

受注確認(注文詳細)の実画面

実際の「受注確認」画面。注文情報(セット日時・IOSブランド等)、共有URL・QRアップロード、預かり物、商品・明細をここで確認・確定します。

  1. 注文の内容を確認

    患者・商品・歯式(部位)・印象データ・セット日などを確認します。

  2. 明細と金額を確定

    各明細のチェック・数量・単価を確認します。価格が未定の明細は、ここで単価を入力して確定します。

  3. ステータスを「受注確認済み」へ

    引き受ける内容が固まったら、状態を進めます。確定した金額が発注元の医院にも反映されます。

受注台帳のタブ 受注台帳の上部で「受注一覧」「外部委託一覧」「受託一覧(他ラボから受けた外注)」「見積一覧」を切り替えられます。

4担当・工程を管理する

注文の詳細画面では、社内の進め方を細かく管理できます。

5検品と再製作の記録

状態が「検査/検品中」の注文には、詳細画面に品質管理のパネルが表示されます。仕上がりをチェックして、合否を記録します。合否で進み先が変わります。

検品チェック項目を確認
✓ 合格を記録→ そのまま「発送準備」へ
✕ 不合格を記録→ 理由を選び「製造中」へ戻す(=再製作として記録)

記録した再製作は「再製率」として自動集計され、品質改善に役立ちます。

  1. チェック項目を確認

    「適合」「咬合」「シェード照合」「研磨・艶」など、あらかじめ設定した項目にチェックを入れます。

  2. 合格 → 発送準備へ

    「合格を記録して発送準備へ」を押すと、検品記録が残り、そのまま次の工程へ進みます。

  3. 不合格 → 再製作を記録

    問題があれば、理由(適合不良・シェード不一致・破損など)を選んで記録します。注文は「製作中」に戻り、やり直しになります。

品質データは経営の数字になります 記録した再製作は、ワークボードや分析画面で「再製率」として集計されます。原因の傾向が見えるので、品質改善に役立ちます。チェック項目は マスタ設定 › 検品チェックリスト で自由に設定できます。

6納品・発送

左メニューの納品・発送には 発送準備 / 発送完了 / 納品済み の3つのタブがあり、段階ごとに注文をまとめて処理できます。

  1. 発送準備

    納品予定日・発送予定日・納品書備考などを記録します。セット日(医院で装着する日)に間に合うよう準備します。

  2. 発送する(発送完了)

    対象の注文を「発送完了」にします。発送日が記録されます。

  3. 納品する(納品済み)=売上計上

    「納品済み」にすると納品日が記録され、請求(売上)が自動作成されて医院の「請求・支払」に表示されます。医院側の「受け取りを確認」でも同様に納品完了・請求作成となります。

配送伝票のデータ書き出し ヤマト運輸向けのCSV書き出しに対応しています。発送情報をまとめて出力し、送り状作成に利用できます。

7請求・入金

左メニューの請求・入金は、請求の流れにそって5つのタブに分かれています。左から右へ進めていくイメージです。

請求・入金の実画面

実際の「請求・入金」。「請求前(納品)→発行待ち→入金待ち→入金済み→入金の履歴」のタブで、締め処理・一括請求・請求書PDF出力ができます。

請求前納品済み
発行待ち締め済み
入金待ち発行済み
入金済み完了
入金の履歴記録

複数の注文を「まとめて締める/発行する」一括操作もできます。

タブ意味
請求前(納品)納品は済んだが、まだ請求処理をしていない注文。
発行待ち請求処理(締め)が済み、請求書の発行を待っている状態。
入金待ち請求書を発行し、入金を待っている状態。
入金済み入金を確認した請求書。
入金の履歴これまでの入金の記録。

複数の注文をまとめて締める・発行する「一括操作」や、締め日・支払期限の設定にも対応しています。請求書の通信欄(メッセージ)も設定できます。

8IOSデータ(口腔内スキャンデータ)

左メニューのIOSデータで、医院から届いた口腔内スキャンのデータ(STL等)を確認・ダウンロードできます。どの注文に紐づくデータかが一覧で分かります。

9分析(経営の数字)

左メニューの分析で、過去6ヶ月の売上・受注件数の推移、今月の主要指標(受注売上・件数・平均単価・入金済・保険割合)、当月の再製率と理由の内訳を確認できます。技工所の状況をひと目で把握できます。

分析ダッシュボードの実画面

実際の「分析」。過去6ヶ月の売上・受注件数の推移、今月の主要指標(受注売上・件数・平均単価・入金済・保険割合)、当月の再製率と理由内訳を表示します。

10マスタ設定(最初にひと通り整えると便利)

左メニューのマスタ設定で、日々の入力を効率化する各種マスタを登録します。目的ごとにグループ分けされています。

マスタ設定・商品の実画面

実際のマスタ設定(商品)。左に設定メニューのグループ、右に商品一覧。商品ごとに基本価格・納期(日)・明細パターンを管理します。

明細や価格はCSVでまとめて登録・書き出しできます 商品・明細や、取引先別の価格は、表計算ソフト(Excel等)で使えるCSV形式でまとめて取り込み・書き出しができます。項目数が多いときに便利です。

11ほかの技工所へ外注に出す

一部の工程を、ほかの技工所へ外注(委託)に出せます。注文の詳細画面で「2次委託先」を選ぶと、その注文は委託先の技工所の「受託一覧」に届きます。

外注に出した注文は、受注台帳の外部委託一覧タブでまとめて確認できます。委託先とのやりとりも、マスタ設定 › ラボ間取引から取引先を登録して行えます。

外注“を受ける”側の使い方は別ページに ほかの技工所から仕事を受ける立場のときは「外注(受託)技工所のみなさま」をご覧ください。

ステータス早見表

確認中 受注確認済み 製造中 検査/検品中 発送準備 発送完了 納品済み

検品で不合格にすると「製造中」に戻ります(=再製作)。

表示意味
見積依頼医院から見積の相談が来ている段階。
確認中受注内容を確認している段階。ここで明細・金額を確定します。
受注確認済み引き受けが確定。製作に入れます。
製造中製作中。
検査/検品中仕上がりを検品する段階(品質管理パネルが出ます)。
発送準備発送の準備。
発送完了発送済み。医院の受け取り待ち。
納品済み医院が受け取りを確認。売上に計上されます。
修正中やり直し・調整をしている状態。

よくある質問

新しい注文が来たことは、どこで分かりますか?
ワークボードの「要確認」レーンに並びます。画面右上の通知ベル、受注台帳の各行にも表示されます。新規受注のメール通知を受け取ることもできます(プロフィールの通知設定)。
金額を後から決める明細があります。
受注確認の画面で、価格が未定の明細に単価を入力して確定できます。確定した金額は発注元の医院にも反映されます。
検品のチェック項目を変えたい。
「マスタ設定 › 検品チェックリスト」で、項目の追加・編集ができます。全商品共通の項目と、特定の商品カテゴリだけに出す項目を分けられます。
スタッフごとに使える機能を制限できますか?
はい。経理(請求)・納品・設定などの機能は、スタッフごとに利用可否を設定できます(管理者側の設定)。制限されたメニューは、そのスタッフの画面には表示されません。
タブレットを技工所の壁掛けで使えますか?
ワークボードはタブレット横向きでの表示に対応しています。作業台や壁掛けでの進捗確認に便利です。
共通の操作(ログイン・通知・チャット・スマートフォン)は本マニュアルの「はじめに(ログインと基本操作)」をご覧ください。